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台湾の伝統とロックを現在進行形で鳴らす──百合花の「現在地」/以台灣傳統與搖滾,持續發聲──百合花的現在地

  • bigromanticrecords
  • 2 日前
  • 読了時間: 8分
百合花 Lilium
百合花 Lilium

台湾の伝統音楽をルーツに持ちながら、ロックを軸に独自のサウンドを鳴らし続ける3人組バンド、百合花 Lilium。

2014年以降、台湾各地でのライブを重ね、2019年のアルバムリリースを機にバンドはひとつの軌道に乗った。韓国やスペイン、東南アジア、オーストラリアなど海外での演奏経験を積むなかで、彼らは「三人だけで鳴らす」表現へとたどり着く。

月琴や銅鑼、太鼓といった台湾の音色をロックへと接続し、緊張感すら楽しみながら鳴らされる現在の百合花。その現在地と、日本のリスナーへ届けたい音楽について話を聞いた。


以台灣傳統音樂為根基,並以搖滾為核心持續創作的三人組樂團——百合花 Lilium。自2014年起,他們在台灣各地累積了大量演出經驗,並於2019年發行專輯後,逐漸找到屬於自己的節奏與方向。隨著韓國、西班牙、東南亞、澳洲等地的海外演出經歷增加,百合花也一步步發展出「三人編制即可完整呈現」的音樂樣貌。

月琴、鑼鼓、太鼓等來自台灣的聲音元素,被自然地融入搖滾之中,轉化為當下正在發生的音樂。帶著緊張感與能量並存的現場表現,百合花正站在此刻的座標上,思考著如何將這樣的聲音傳遞給日本的聽眾。


百合花 Lilium "假幸福"

  

百合花の現在地 / 關於現在的百合花


2024年カナダでのライブ / 2024 加拿大演出
2024年カナダでのライブ / 2024 加拿大演出

Q.現在の百合花は、バンドとしてどんなフェーズにいると感じていますか?

音楽的な感覚や、活動のスタンスも含めて、日本のリスナーに向けて教えてください。


你們覺得現在的百合花,正處在樂團生涯的哪一個階段?

無論是音樂上的感受,或是活動的態度與方式,請向日本的聽眾分享現在的百合花。



A.私たちは台湾の要素を取り入れた、3人組のロックバンドです。ここ数年は、韓国、スペイン、マレーシア、シンガポール、タイ、オーストラリアなど、さまざまな国や地域でライブを行い、音楽を通してより多くのリスナーと出会いたいと考えてきました。スタジオアルバムでは、毎回たくさんの楽器を取り入れて制作しているため、以前台湾でライブを行う際には、さまざまなミュージシャンをゲストに迎えて演奏していました。最近では、それらの楽曲を改めてリアレンジし、3人だけでも作品の魅力をしっかりと表現できる形に再構築しています。よりダイレクトで、爆発力のあるエネルギーを感じてもらえると思います。


我們是融合台灣元素的三人組搖滾樂團,這幾年去了韓國、西班牙、馬來西亞、新加坡、泰國、澳洲...各個地方表演,希望可以藉由音樂認識更多聽眾。我們的錄音室專輯總是有很多不同的樂器獻聲,因此以前在台灣現場演出時,會邀請不同的音樂人合作。最近我們重新把這些作品重新編曲,變成三個人就可以完整呈現的版本,能量會更直接更有爆發力。



2024年 BUSAN INTERBATIONAL ROCK FESTIVAL / 2024 釜山搖滾音樂節演出
2024年 BUSAN INTERBATIONAL ROCK FESTIVAL / 2024 釜山搖滾音樂節演出
2023年 東京月見ル君想フ公演 / 2023 於日本東京演出      
2023年 東京月見ル君想フ公演 / 2023 於日本東京演出      
2025年シンガポール Huayi Chinese Festival of Arts / 2025 於新加玻華藝節演出
2025年シンガポール Huayi Chinese Festival of Arts / 2025 於新加玻華藝節演出


この1年の変化 / 這一年的變化



Q.この一年を振り返って、新作の発表やアワードの受賞などで何か変化はありましたか?

回顧這一年,隨著新作品的發表、獎項的獲得等,是否感受到任何變化?


A.私たちはこれまでもずっと、音楽制作の中でさまざまな要素を組み合わせながら、新しい面白さを模索してきました。継続的にライブを行うことで、バンドは常に良いコンディションを保つことができていると感じています。

今回受賞できたことは本当に幸運で、そして光栄なことでした。この機会を通じて、より多くの人に百合花を知ってもらい、新たなコラボレーションにつながっていけば嬉しいです。


我們一直在製作音樂嘗試好玩的元素組合,持續演出讓樂團處在最好的狀況,很幸運、很榮幸可以得獎,讓更多人認識我們、找我們合作。 




転換期を振り返る

回顧轉捩點



Q.いまの百合花の状態から振り返ったとき、

活動の中で「ここを境にバンドの感覚が変わった」と感じる出来事や時期はありますか?

また当時は意識していなかったけれど、いまになって「結果的に百合花らしさを形作っていた」と感じる要素があれば教えてください。(制作の進め方、メンバー同士の関係性、環境の変化など)


從現在的狀態回頭看,在你們的活動歷程中,是否有哪個事件或時期,讓你們覺得「從這裡開始,樂團的感覺產生了轉變」?

另外,當時或許沒有特別意識到,但現在回想起來,覺得「其實正是這些元素形塑了百合花的風格」的部分有哪些呢?(例如:創作方式、成員之間的關係、生活或環境的變化等)

 


百合花は2014年頃から、台湾各地で比較的頻繁にライブを行うようになりましたが、当初はどこか自然体で、流れに身を任せるような活動スタイルでした。しかし2019年に正式にアルバムをリリースして以降、バンドとして一本の軌道に乗った感覚があり、そこから歩みを止めることなく活動を続けています。

台湾漢人の歌謡や伝統音楽は、私たちの創作における重要な核のひとつです。そうした要素を軸に据えながら、ロックを起点としてさまざまな音楽的アプローチへと広げていくことで、独自の新しい音楽を生み出していくこと――それが、いま私たちが目指している方向です。


百合花2014開始比較頻繁在台灣的四處演出,但一直處於隨性的狀態,直到2019正式發行專輯之後,就彷彿步上軌道,至今還沒停過。台灣漢人的歌謠、傳統音樂是創作核心的一部分,如何以這些作為重點,再透過搖滾延伸到其他元素的嘗試,創造出獨特的新音樂,正是我們努力的方向。




Q.現在の百合花にとって、ライブはどんな場所でしょうか?

また、2023年に「美麗島」、2024年に「ROMANTIC TAIWAN」での来日もありましたが、日本のオーディエンスと向き合うときに、台湾でのライブと少し違うと感じる点があれば教えてください。


對現在的百合花來說,現場演出是一個怎樣的存在?

另外,過去曾於 2023 年參加「美麗島 Underground」、2024 年參加「ROMANTIC TAIWAN」來日演出,當面對日本的觀眾時,是否有感覺到與在台灣演出時不同的地方?



スタジオレコーディングは、やり直すこともできるし、途中で休むこともできますが、ライブはそうはいきません。特に海外での公演では、ほとんどの観客が私たちのことを知らない状態なので、ステージに立つとより一層緊張します。でも私にとって、ライブパフォーマンスとは、その緊張感を楽しむものでもあります。

実は楽曲を再編曲するようになったきっかけは、前回日本でライブを行った際、ゲストプレイヤーが急遽参加できなくなったことでした。しかしそのとき、3人編成で演奏したバージョンのほうが、むしろ力強さがあると感じたんです。帰国後、その感覚をきっかけに、この編成での練習やアレンジを重ねるようになり、現在の新しいライブ表現へとつながっています。


錄音室錄音可以重來、可以休息,但現場不行。尤其在不同國家表演,大部分的觀眾都不認識我們,在台上就會更緊張。對我來說現場表演就是要享受緊張。

其實我們會重新編曲就是因為上次在日本演出的時候,我們的guest player臨時不能到,但我們發現三人的版本反而更有力道,所以回台灣之後就開始往這個方向練習、編曲,才會有最近全新的演繹方式。



Q.最後に、来日公演について日本のリスナーに向けてメッセージをお願いします。

對於這次的來日演出,你們希望日本的聽眾能帶著怎樣的感受或餘韻回家呢?


私たちは、日本の観客に「これまでとは違うロック」を届けたいと考えています。

月琴だったり、リコーダーや銅鑼、太鼓の音だったり──そうした音色のあいだに、これまでとは異なる台湾の色彩を感じてもらえたら嬉しいです。


我們希望可以讓日本觀眾聽到不一樣的搖滾。也許是月琴、也許是直笛或鑼鼓之間,感受到另一種台灣的色彩。


百合花 Lilium



2014年結成、台湾・台北発のロックバンド「リリウム(百合花/lilium)」はボーカル林奕碩(リン・ イースォ)、ドラム陳奕欣(チェン・イーシン)、ベース林威佐(リン・ウェーズォ)の三人で結成。2019年にリリースしたファーストアルバム《燒金蕉 (ショーギムジョー)》はロックを南管、北管という漢民族の文化にルーツを持つ音楽と融合させ、台湾の音楽賞、金音創作奨(Golden Music Award)の「最優秀ロックアルバム賞」及び「最優秀新人賞」を受賞、同年の台湾のグラミーと言われる金曲奨(Golden Melody Awards)では「最優秀台湾語アルバム賞」 にノミネートされた。

2021年12月にリリースした2枚目の台湾語アルバム《不是路 (プッシーロー)》はさらに台湾月琴の唱法を取り入れ、ディスコ・ファンク、ボサノヴァ、メタル、シンセウェーブなどの要素を交え、時にユーモア時に皮肉な歌詞を加えて次世代の台湾歌謡を生み出した。《不是路 (プッシーロー)》は第33回台湾金曲奨の「最優秀台湾語アルバム賞」及び「最優秀装幀デザイン賞」を受賞した。

2024年にリリースした3枚目のアルバム《萬事美妙 (マンスゥビーミャウ)》では、プログレッシブ、ロック、レゲトン、メタルに台湾語を乗せ、銅鑼や太鼓の響き、そしてアレンジされた伝統歌謡とリズムを融合させるスタイルを用いて、祝福と活気を皆さまにお届けする。


2014年成立,來自台北的搖滾樂團百合花,現由主唱林奕碩、鼓手陳奕欣、貝斯手林威佑組成。2019年發行的首張專輯《燒金蕉》融合搖滾與南、北管,於金音獎奪下「最佳搖滾專輯」及「最佳新人」,並入圍金曲獎「最佳台語專輯」。

2021年12月發行第二張台語創作專輯《不是路》,更放入台灣月琴與喉音元素,將Energy、Disco-Funk、Bossa Nova、Metal、Synthwave等元素,加入側面嘻嘻嘻哈哈的寫歌,打造出新世代的台語樂曲。《不是路》榮獲第33屆金曲獎「最佳台語專輯獎」、「最佳樂團獎」。

2024年,第三張專輯《萬事美妙》帶來祝福和充正能量,Progressive、Rock、Reggaeton、Metal與台語的邂逅,聽而出現頻繁變換與突破性的搖滾歌曲風。



百合花 Lilium tour in Japan

2/1(日)コザ Music Lane Festival

2/2(月)那覇  EL MALO

2/3(火)東京 青山月見ル君想フ



|沖縄|BIG ROMANTIC PARTY in Naha


日程|2026年2月2日(月)

会場|エルマロ(沖縄県那覇市安里1-1-60)

出演|百合花 Lilium / ostooandell

D J|しゅうHATE!! / DJ 817

時間|open&start 19:00

入場料|2000円(ドリンク1杯タコス1個付き)


BIG ROMANTIC久しぶりの沖縄イベント!

敬愛する出演者の皆様と共に月曜から満タン!

是非お集まりください。


|東京|百合花 Lilium live in Tokyo



日程|2026年2月3日(火)

会場|青山月見ル君想フ

出演|百合花 Lilium / 中西レモン&すずめのティアーズ(Band set)

料金|adv4500円 / door5000円 (+ drink fee)

時間|open19:00 / start19:30



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