「どんな環境にいたとしても、自分はとても幸運なんだということを気づかせてくれる / 不論身在什麼環境,提醒自己都是幸運的。」——EVERFOR 蘇偉安(スー・ウェイアン) INTERVIEW


EVERFOR



前作〈浪漫的中華街〉のリリースからちょうど1年、この度待望の新作の7インチ〈幸運の淚〉をリリースした、台湾CITYPOPを代表するバンドEVERFORの作詞作曲を全て手がけるフロントマン、蘇偉安(スー・ウェイアン)にインタビューを行いました。作曲のインスピレーションからkaede(negicco)に曲提供した時のエピソード、歌詞の世界観について伺っています。



被稱作台灣CITY POP代表的「EVERFOR」,在今年4月發行了第二張七吋黑膠新作〈幸運の淚〉。距離前作〈浪漫的中華街〉發行相隔一年維持一貫甜蜜浪漫的本性,EVERFOR再度端出了極上戀人情歌。其中〈微弱的流動〉更是首度受邀為日本主流歌手Kaede打造的歌曲,和活躍於日本一線的音樂人並列製作群當中。


本篇邀請EVERFOR的詞曲創作核心人物——蘇偉安,來和我們聊聊〈幸運の淚〉背後未曾公開的創作歷程除了推薦平時關注的音樂人,更向我們剖析,是如何將早已耳熟能詳的「黃韻玲」、「梁詠琪」等早期華語流行經典元素轉化爲靈感,蘊育出獨一無二、蘇偉安式的浪漫宇宙觀。






幸運的淚の曲の解説をお願いします。

曲調はラヴァーズロック風ですが、なぜこうなりましたか?


蘇偉安(スー・ウェイアン):昔からska、reggae、dubのスタイルがとても好きで、例えばフィッシュマンズみたいな感じとか。でも好きなものと自分が作るものは必ずしも同じではなくて、というのもこういう音楽はとてもクールなものなので自分のカラーと異なりますので、(今回は)自分が慣れ親しんだやり方で、つまりは可愛らしくロマンティックで幻想的な方向性で、そしてlovers rockのようにシンプルで単純なテーマで作りました。


実際私は曲ができた後にみんなに聴いてもらってから、みんながこういうジャンル付けをしてくれているだけで、曲を作っている時にはそこまで考えてないです。

元々ベースとドラムを強調したミドルスローな感じを試したかったんです。自分のテイストに合うように調整しつつで。今後もこういうテイストの曲を作れたら良いなと思います。



▋〈幸運淚〉曲調以Lovers Rock的風格呈現,有什麼特別的原因嗎?


蘇偉安:一直以來都很喜歡ska、reggae、dub這些曲風,像是fishmans,但是喜歡跟自己做又很不同。因為那些音樂都很酷,所以用自己比較熟悉的方式,就是偏可愛、浪漫奇幻類的方向,像Lovers Rock的元素很簡單很單純,其實我也是真的完成後給大家聽,他們才幫我歸類這種類型,在作歌時沒有想這麼多,就是很想嘗試那種強調bass跟鼓的中慢版編曲,但又要適合自己的味道,希望之後還可以做出這種類型的歌。




〈幸運の涙〉と〈微弱的流動〉はそれぞれどういうアイデアで制作されたか教えてください。



「幸運の涙」のインスピレーションは、自分が好きなポップソング梁詠琪の<中意他>からのもので、この曲は私の少年期の良き思い出とともにあります。さらにはこの曲は中国語流行歌(いわゆるマンダリンポップ)では数少ないレゲエアレンジの曲で、ある種アッパーで躍動するラブソングの様な感じ。私も(幸運の涙を)作り終えた後にこの曲<中意他>のことを思い出しました。「幸運の涙」の歌詞とメロディは最後にできました。歌詞はとても短く、雨上がりの空の様な軽快な感じで、あっという間に書き上がりました。


この曲のストーリーとしては、実体の無い人の様な、もしくはまだ現実には出て来ていない人がいて、その人が現れただけで、前に抱えていたあらゆる不安や焦りを一瞬にして忘れさせてくれて、自分がどんな環境にいたとしても、自分はとても幸運なんだということを気づかせてくれる、という内容です。



▋可以向大家剖析〈幸運淚〉和〈微弱的流動〉的發想過程或故事嗎?


〈幸運淚〉的靈感是來自自己也很喜歡的流行歌曲——梁詠琪的中意他,那首歌在我年少時期帶來美好的記憶,而且那首歌也是少數的華語雷鬼流行歌曲,有種歡欣鼓舞、跳躍的戀愛感,我也是做到後來才想起這首歌的。


〈幸運淚〉的歌詞跟旋律是最後才完成的,歌詞很短,有種雨過天晴的暢快感,一鼓作氣爆出來了。這首歌的情境有點像是虛構的人、或是還沒出現的人,只要他出現了,之前所有等待的不安跟焦慮會讓你瞬間忘光,也是提醒自己不管身處什麼環境,自己其實是很幸運的。


梁詠琪 / 中意他



「微弱的流動」この曲は、初めは曲名を、不思議な魔法、みたいな感じにしようとしてたんですが、kaedeさんのアルバムの中に魔法という言葉を使った曲があったので、変えておいて正解でした。


意外性のある偶然を讃えたいと思っていて、インスピレーションは次の話から来ています。あらゆる奇跡は干渉されてない自然から起こり、自然というものはほんの少し高揚する感じがある、それはとてもかすかなものだが、静かに注意深く感じることで感じることができる。静かな気持ちで居れて、興奮もできる、一見相反する様に見えて。実は同時に現れる感情の曲を作りたかったのです。


微弱的流動這首歌,當初也是想取類似不可思議的魔法什麼的,後來還好沒有,因為kaede的專輯裡面也有魔法的歌名。


主要是想要歌頌意外的巧合,靈感來自一句話:「所謂的奇蹟,就是未被干預的自然。」自然就是那股微微的興奮感,它很微弱,但只要靜下來用心感覺就能感受到,想要做出又能平靜又能興奮、看似反差但其實可以同時出現的心情歌曲。




偉安の歌詞は抽象的でスウィート、そしてシュールな感覚も感じさせます。創作はあなたにとって現実を反映させたものなのか、現実から逃避したものなのか、どちらでしょうか?



実際そう感じる要因としては、ちょうど自分の書く歌詞が全部短いので、自分の歌詞は一つの詩の様な感じに、但し抽象的過ぎたり遠くに感じられてしまわないようにしたいと思ってます。


一番の理想は、シンプルにみんなに理解されやすくも美しく感じるもの、そして重要なのは自分も恥ずかしくなく歌えるもので、実は歌詞というのは自分は今に至るまでまだ良くわかってないんですが、ただ沢山の人が歌詞に共感する部分があると言ってくれて、もう自分の歌に聴き慣れてしまった自分も改めてとても好きになっています。


歌詞はほとんどが自分の生活の中で気づいたことからか、かなり昔に起きたけど、とても心に残る出来事で、ちょうど歌の設定と重なり合わせて、当時の感覚を回想して、作ります。

普段の作曲の方法としては、最初に曲から作って、編曲もした後に歌詞を書きます。全て完成したあと、繰り返し聴いて、歌詞が流れに合致していて、そして興奮する’あの’感覚も持ち合わせていて、歌詞がまるで潜在意識に届く呪文の様に感じられるまでなったら、それで本当の完成となります。


多くの人が私の歌詞はとても中毒性があると言ってくれるのですが、もしかしたら自分が、心地よくストレスなく聴けて、軽やかに聴く人の脳内に留まる、という音楽を追求しているからかもしれません。



▋偉安的歌詞總給人抽象又甜蜜、超現實般的感受,創作對你來說是現實的反射,還是逃離現實的途徑呢?


其實會這樣的原因,是因為剛好歌詞都不長,所以我希望我的歌很像一首詩,但又不希望太過抽象、有距離感,最好是夠簡單到大家能明白又兼顧美感,重要的是我自己也能夠不害羞的唱出來,歌詞這個部份一直是我到現在還很搞不明白的東西,但是很多人都有跟我反映歌詞很有共鳴,後來聽習慣了自己也覺得很喜歡呢~


歌詞的部份大都來自生活的觀察,或是很久以前發生過的事,但很有感受,若剛好跟歌曲情境相符,我就會回想當初的感覺。我作歌的方式通常是曲跟編曲做完才寫歌詞的,都完成後再反覆聽,要覺得很契合、還要有很興奮的「就是它!」的感覺,然後歌詞就像是進了潜意識的咒語一樣,那就真的算是完成了。也有很多人跟我說我的歌很洗腦,這或許也是我想追求的,好聽沒有負擔的歌曲,輕易地留在你的腦海。



EVERFOR / 幸運の涙(7inch)Trailer with lyrics




今回の曲は偉安一人で制作した様ですが、EVERFORのバンドは今どうなっていますか?



最近はみんなそれぞれ忙しくしているんですが、連絡は取り合ってて、曲を作ったらみんなに聴いてもらって意見をもらってます。易修(ギター)は仕事の他にも個人の新しいバンド<地球休假日>が始まってレコーディングも終えている様です。他の人はデイジョブをしていてドラムの亮亮は拾參樂團、眠腦にも参加していて、そっちもレコーディング中です。ベースの偉博は相変わらずで、彼は私に本音でアドバイスをしてくれます。


ただ、最近はコロナのせいでみんなバンド活動できていないのですが5月くらいにバンド練習を始めようと思います。あとは今さらなる新曲を書いていて、今の段階としては2枚目のアルバムに向けてさらに新曲を作ります。早くできると良いなと思います。



▋專輯製作似乎是偉安獨自完成的,想請問EVERFOR目前的現狀是如何?


最近還是大家各忙各的,但我們都還有在聯絡。作完曲後會找大家來聽、他們也會給意見,易修除了工作外,也正開始他個人的新團「地球休假日」,也進錄音室完成作品了。其它人還是在當上班族,亮亮也參與了其它樂團,如拾參樂團、眠腦,也有在錄音。偉博還是老樣子,他會給我最誠實的建議、但最近因為疫情大家都沒有樂團的活動了。


我們五月會開始練團,也有正在寫的新歌。現在的階段就是我會再做新的作品,然後完成第二張專輯,希望不會太久。


吉他手易修的新樂團「地球休假日」,新歌〈四季〉拍攝於古一小舍。 / ギタリスト易修のバンド「地球休假日」の新曲〈四季〉





日本の人気アイドルkaedeさんに提供もした曲〈微弱的流動〉、今回はセルフカバーを収録されましたね。オファーを受けた時の気持ちと、同じアルバムに収められた他のミュージシャンの作品を聴いた感想をお願いします。



最初に連絡をもらった時、ついに国を越えたコラボレーションということで、とても興奮しました。その時の心境はまずは集中して自分も満足のいく作品を作ること、でした。


大体2週間くらいかかりました。ただ、私はkaedeさんやnegiccoのことを今まで知らなかったので、いろんな人から詳細を聞かれてもどう答えたら良いかわかりませんでした。

最後についに他の参加したミュージシャンの名前を見た時にとてもとても驚きました。皆さん日本の第一線で活躍している豪華なキャスティングで、自分もとても光栄で、これは自慢しても良いことだなと思いました。


一番印象深いのは当然ながら元KIRINJIの堀込泰行さんで、自分も物凄い好きですし、最近台湾でライブをした澤部渡(スカート)も参加してましたね。中でも一番感動した曲はアルバム1っ曲目の<2020>と最後の曲<ただいまの魔法>の和田唱さんによる曲でした。今まで知りませんでしたが、聴いてみてとても好きで、普段もこの2曲を好んで聴いています。



▋為日本主流歌手kaede製作的〈微弱的流動〉一曲,此次也以個人cover版本收錄在作品中,當初接到製作邀約的心情是什麼?對其他參與製作的音樂人的作品有什麼想法?