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シャムキャッツ / Siamese Cats リレーエッセイ「シャムに歴史あり / Siam有歷史」vol.3 3.11震災〜たからじま〜AFTER HOURS(後編)


全4回でお送りするシャムキャッツのリレーコラム「シャムに歴史あり / Siam有歷史」

vol.3 3.11震災〜たからじま〜AFTER HOURS (菅原慎一)

(後編)

Siamese Cats / シャムキャッツ 菅原慎一

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「たからじま」をリリースすると、お客さんの数がまた増えてきた。真冬に全国をまわるリリースツアー。外の冷たい空気とは真逆の、汗にまみれた熱狂のライブハウスの記憶が蘇る。CDもスマッシュヒットし、収録曲がTV番組に使用されるなど露出も増えてきた(レコード会社に所属すると、媒体関係に強くなる)。

「たからじま(takarajima)」發行之後,觀眾人數增加了。在正值冬天的時候進行全國的發片巡迴演出。想起了和外頭的冷空氣完全相反、充滿汗水狂熱的live house記憶。CD也造成轟動,收錄的曲子也在電視節目中被使用⋯⋯等等的曝光機會也增加了(隸屬於唱片公司的話,媒體關係也會增強)。

2013年、バンドにとってまた新たな風が吹き始める。それは音楽的なものだった。いわゆるペイブメント的なバンド音楽性から徐々に脱却しようとしていたのがこの時期。

京都の3人組、Turntable Filmsとスプリットで12インチのアナログレコードをリリースした。そこに収録した新曲「FOOTLOOSE」は、アコースティックギターとクリーントーンのエレキギターがスムースに絡まる、今後シャムキャッツな標榜するネオアコ的なバンドサウンドの足がかりとなるチューンだった。個人的なニュースとして、僕はこの時に今も愛用するストラトキャスターとアンプを購入した。

2013年,對於樂團來說又吹起了一陣新的氣息。那是關於音樂上的。是那些被稱為「Pavement風格」的樂團,慢慢的想要從音樂性上脫離這個稱號的一個時期。

當時和京都的3人組合——Turntable Films一起發行了12吋的黑膠唱片合輯。裡頭收錄的新歌「FOOTLOOSE」是使用木吉他和clean tone的電吉他交織而成,而這個tone也變成之後Siamese Cats所標榜的Neo-acoustic風格的聲音基礎。就我個人而言,我也是在那個時候購入了到現在仍愛用的Stratocaster和音箱。

Turntable Filmsとのリリース、そのツアーも各地で好評を博し、バンドは3枚目のフルアルバムの制作に入る。ツアーの車中で藤村が「ネオアコをやりたい」と言ったことがきっかけとなり、16分を強調した新しいサウンド作りにメンバーは没頭した。

和Turntable Films一起發行的黑膠唱片和巡演在各地得到好評,而我們也接著投入第三張專輯的製作。「好想做Neo-acoustic啊!」在巡迴途中的車上,藤村的話成了契機,為了要製作出強調16 beat的新歌,團員們都非常努力。

ある日夏目が「面白いリフとAメロができた」と言ってスタジオに持ってきた曲に、僕がその時よく聴いていたボサノバのコード感を付けたサビ部分を足すと、何かすごいことが起きるかもしれない!と予感させる曲ができた。時代を象徴する出来事を盛り込みたいんだよ、と言って夏目が歌詞にタモリ(笑っていいとも)を登場させ、タイトルは藤村が付けた。バンビのベースが活躍しまくるパース。その場のノリで足されたスキャット。アコースティックギターの16分カッティング。スネア4発で始まるこの「models」は、満場一致でシングルカットされることになった。

某天,夏目拿著新的曲子到練團室:「寫了段有趣的riff和A段旋律喔!」這首曲子如果加上我這陣子常聽、有著Bossa nova感和弦的副歌的話,也許會發生什麼了不起的事情呢,我有這樣的預感。我提到想把有時代象徵的事件也加進去,夏目就在歌詞裡讓森田一義(日本節目「笑っていいとも」的搞笑藝人)登場,而藤村取了歌名。可說是讓斑比(貝斯手大塚的小名)貝斯大大活躍的部分、依照當下心情隨意即興的喊叫、木吉他刷著16 beat、用小鼓四連擊來拉開序幕的「models」,我們一致認為要將這首歌作為單曲發行。

シャムキャッツ - MODELS

年が明け、2014年になりこの「models」が発表され、追ってフルアルバム「AFTER HOURS」がリリース。コンセプトは、震災で沈みかけた故郷の美しい記憶を頼りに、後世にその姿を残す。ジャケットはサヌキナオヤ。エンジニアは柏井さん。

僕は画一的なエレキサウンドから離れるために、キーボードの導入に踏み切った。80年代に生産されたカシオトーンのサウンドは、このアルバムのサウンドメイキングにおいて重要な役割を果たしたと思う。

結束了一年。到了2014年,因「models」的發表而追加製作的專輯「AFTER HOURS」發行了。專輯概念是「因地震而下沉的故鄉,仰賴原有的美好記憶,讓這個姿態留存到後代。」專輯封面由サヌキナオヤ(sanukinaoya)設計,音訊工程則是柏井先生擔任。

我為了擺脫千篇一律的電子音效,下定決心在配置裡加入電子鋼琴。80年代生產的CASIO的tone調,果然在這張專輯中扮演著很重要的聲音和角色。

シャムキャッツ - AFTER HOURS

マネージャーの山口が撮る写真はどれも素晴らしい。浦安の街を歩き、彼が撮影したメンバーの姿が公式のアーティスト写真になった。ツアー中の様子やオフショットも掲載したフォトブログ「WITH A BAND」は、プリントされジンとしてグッズにもなる。

經紀人山口先生拍的照片每張都很棒呢。在浦安的街上走著、由他捕捉團員們的姿態,作為樂團的官方照片。巡演時的照片和私底下的模樣都刊登在攝影部落格「WITH A BAND」上,後來被印出來做成的ZINE也變成週邊商品。

全国9箇所をまわるリリースツアーは大盛況のうちに終わった。夏には各フェスへ出演。

藤村はフルドラムセットを購入。大きいバンドワゴンへの機材積み込み作業が日常になった。

そう、この頃にはバンドの活動スタイル、ツアーにおける座組みやグッズの展開など、様々なことがしっかりと固まっていた。確実に大きくなっている、そう実感する毎日。

読売新聞の特集記事が出た時、嬉しくなって両親に連絡したことを覚えている。

繞行全國九個據點進行的發片巡演在大盛況下落幕了。夏天的時候則在各個音樂節中演出。

藤村購入了整套鼓組,用大型的樂團車搬運器材成為了我們的日常。

沒錯,那個時候的活動形式、巡演團隊、周邊商品等等的籌備,各式各樣的事情都紮實進行著。確實感受到正在變得更強大的每一天。

記得読売新聞的特輯報導刊登出來的時候,我還開心地和父母聯絡。

Mac DeMarco、Mystery Jets、The Charlatans、Benjamin

Booker、Hindsなどなど、この頃から海外のバンドの来日公演のサポートアクトを務めることがとても多くなった。この経験がバンドにとてもよい影響をもたらした。いつか、日本を出てライブのできる日を夢見て…

Mac DeMarco、Mystery Jets、The Charlatans、Benjamin Booker、Hinds等等的,從那個時候開始,海外樂團來日本演出的時候,我擔任支援樂手的次數變得更頻繁了。對於樂團而言,這個經驗也帶來很棒的影響。幻想著什麼時候有機會能夠離開日本到海外演出。