中国広州の話題のニューカルチャースポット「泰安洋行」インタビュー/直擊廣州City Pop聖地——「泰安洋行」 探店 INTERVIEW



オープンして間もないながら、中国のシティポップの聖地として話題となっている広州のショップ「泰安洋行」。

実は間もなく泰安洋行 とBIG ROMANTIC RECORDSのコラボで、中国初の「大浪漫商店express」が泰安洋行内にオープンする予定となっており、それに先立って「泰安洋行」に話を伺いました。


位於廣州的唱片行「泰安洋行」,在開店不到一年的時間,隨即以「中國 City Pop 聖地」的名號在各大平台打開知名度,除了在中國樂迷們之間引發熱烈話題,甚至在日本的SNS也受到不少關注。

今年,大浪漫商店也即將與泰安洋行展開合作計畫,在中國開設第一個「大浪漫商店express」據點!

在合作據點正式開幕前,我們邀請到創辦人之一的 DOVIN 和我們聊聊關於泰安洋行的故事、以及中國 City Pop 場景的現況。



DOVINさん


BIG ROMANTIC RECORDS: : DOVINさんはそちらの店でどんなことをしてますか?

DOVIN 在店裡主要負責什麼內容呢?


DOVIN: なんでもやっています(笑)私たちは3人で一緒にこの店を運営してますが、私は店内のレコード販売と対外的な宣伝、両方を担当しています。

好像什麼都要負責(笑)我們是三個人一起開這間店,店內和店外的事情都要聯繫,店內的唱片陳列、銷售和店外的宣傳都要做。

B: 3人で一緒に店をやることになったきっかけはなんでしょうか?

是什麼樣的契機,讓你們三個人決定一起開店?


D: 私達は以前は同じ会社、それはMAOの前の会社なんですが、そこに所属していて、同僚でした。その後一時期は別々に仕事をしていましたが、今年またこのお店をやるために集まりました。MAOは前はブランドを立ち上げていて、私と彼女(SHIORI)は彼の従業員でしたが、 今私たちは再び同僚になりました。

我們以前是公司同事,也就是 MAO 以前的公司。MAO 是公司的品牌創始人,當時我和她(SHIORI)是他的員工(笑)。

其實後來我們分開了一段時間,沒有一起工作,但是今年因為開這間店又聚在一起。


運営の3人、左からMAO、SHIORI、DOVIN

負責店舖營運的主理人(左起為MAO、SHIORI、DOVIN)




B:DOVINさんは自分でもバンドやってると聞きましたが?どんなバンドですか?

聽說你自己有玩樂團,是什麼類型的樂團?


D: VERY NATURE(ヴェリーネーチャー)というバンドです。主にインディーポップをやってます。メンバーは皆広州にいます。

團名是 VERY NATURE, 非常大自然。目前偏 indie-pop 一些,成員目前都在廣州。

B: あとで是非チェックしますね。(笑)この間、日本のSNSで中国に「泰安洋行」という名前のお店があるということで話題になったのですが、お店の名前の由来はなんでしょうか?

我們會聽聽看的(笑)之前「泰安洋行」這個店名在日本的社群上吸引了不少關注,可以說說選擇這個名字的原因嗎?


D:日本のみんなが私たちの店名に反応したのは、細野晴臣さんの有名なアルバムと同じ名前だからですよね、まさに私たちもあのアルバムタイトルを店名にしたのですが、そのアルバムは80年代のとても重要なアルバムであり、シティーポップの歴史においてもとても重要ですし、さらにこのアルバムのイメージも実は中国と関係があるものなんです。私たちはこの泰安洋行というのは当時(長崎の)中華街にあった雑貨屋の名前が元になったということを知りました。きっとそこでは中国からの商品が売られていたのでしょう。

日本的大家會對我們店名有回響,應該是因為這是細野晴臣專輯裡面的歌吧,而我們取這個名字其實也是因為那首歌。這張專輯在八〇年代的當時,尤其在 city pop 這個領域裡算是蠻重要的一張作品,而且這張專輯的意象也和中國有關。泰安洋行其實是當時中華街上一家雜貨鋪的名字,裡頭會販賣來自中國的商品。


私たちは日本のもの、日本の文化と音楽がとても好きなので、中国と縁のあるこの名前を使って、中国で日本のレコードを販売しています。私たちも雑貨屋でありたいというコンセプトがあるので、これが元は雑貨屋の名前だったということも この名前を使う理由の一つです。レコードを扱うだけではなく、この空間をもっと多様にして、もっと多くの要素を入れていきたいです。私達も少しずつ新しいものを加えていきますが、今は始めたばかりで、80・90年代日本のシティーポップが中心です。

我們其實很喜歡日本的東西,日本的文化和音樂,於是就用這個名字在中國販賣一些來自日本的唱片。

這個由來也跟我們想做雜貨鋪的概念很相近,我們也不想只做唱片,想讓這個空間更多元化一點,也正在嘗試加新的東西進來,但初期階段還是以 80、90 年代的日本 city pop 風格為主。



B: なぜお店のテーマにシティポップを選んだのですか?

為什麼會選擇 city pop 這個音樂類別來作為店鋪的主要類別?


D:それはもちろん好きなのと、聴くとリラックスできて楽しい気分になれるからです。泰安洋行も楽しむためにあるので。そんなシンプルな理由ですw。皆さんにもお店でリラックスして楽しく過ごして欲しいです。

因為喜歡,因為可以讓我們感到輕鬆和快樂,泰安洋行就是因為快樂存在的。就是這麼簡單(笑)也希望別人可以在這裡感到輕鬆和快樂


B: レコード以外にも色々扱っていると思いますが、今店内のレコードは自分達で集めたものでしょうか?

除了唱片之外,店裡應該也有很多其他的內容,現在店裡的黑膠唱片都是你們自己的收藏嗎?


D: ほとんどの日本のレコードは私達自身のコレクションです。一部中国のバンドのレコードはレーベルとコラボをして取り扱っています。そのほとんどはインディーズのものです。

大部分日本的唱片都是我們的收藏,有些國內樂團的唱片是我們跟廠牌的合作,以寄售形式放在我們店裡,基本都是一些獨立音樂。

B: 日本の新品レコードもありますか?

店裡有日本黑膠的新品嗎?


D:中古のレコードが多いですが、新作のレコードも少しずつ仕入れています。多くのお客さんは今のインディーズ音楽が特に好きで、もし私達自身も好きな作品があれば、新品でもそれも仕入れます。

中古唱片比較多,但也有慢慢在訂一些新的盤。像很多客人喜歡現在的獨立音樂,我們自己也喜歡的話,就會進一些新的盤回來。



B: 中国で日本のシティーポップは今はどんな感じでしょうか?お店自体がすごく人気だと聞いてますが、シティーポップの受け入れられ方はどんな感じでしょうか?

日本 city pop 在中國是怎麼樣的狀況呢,還是很受歡迎嗎?廣州的市場如何?

聽說泰安洋行很受大家歡迎,客人對 city pop 的接受程度是怎樣的呢?


D: 私たちが想像していた以上に、最初からこのお店がこんなに早く皆さんに知られることになるとは思っていませんでした。最初はアナログレコードのマーケットは本当に小さいものだと思っていましたから。以前はヴェイパーウェイヴがとても人気がありましたが、その時はそれが主に昔のシティポップからサンプリングされているものだとはみんな知りませんでした。今もたまにヴェーパーウェイヴのレコードがあるかどうか聞いているお客さんもいます。そう言う場合は、ヴェーパーウェイヴのレコードはないですがその元ネタならあります、聴いてみませんか?と返します(笑)彼らはこの二つのジャンルの関係を知らないかもしれませんが、恐らくどこかしら似たところを感じとっていて、私たちの店ならヴェウパーウェイヴのレコードがあるだろうと思って来るのです。


我覺得是超乎我們想像的。一開始我們覺得黑膠唱片也是蠻小眾的,沒有想到會這麼快被大家知道。前陣子其實「蒸氣波音樂」更流行一點,不過那時的樂迷也許都不知道其實很多採樣都是從 city pop 裡面來的,現在偶爾也會有人來我們店裡問有沒有蒸氣波的唱片,我們都會說我們沒有蒸氣波,但是有它的鼻祖,要不要聽一下(笑)。有些人可能也不清楚這兩種風格的關係,他們可能聽著覺得音樂風格很像,以為來我們店可能可以找到蒸汽波,就會被吸引過來。


普段からシティーポップを聞くお客さんも沢山います、私たちより音楽に詳しいお客さんもいます。私たちも勉強しながら交流をしています。知り合ったお客さんの中には、いろんなジャンルの音楽を聴いて、自分でもたくさんのレコードを集めている人もいます。シティーポップが好きな人は、とても一途だと思います。彼らはこのジャンルの有名人のレコードを全部集めます。例えばある常連さんは山下達郎が好きで、彼は山下達郎の関連するレコードを全部集めています。時々私達の店に来て、自分の持っていないレコードを見つけたら、とても興奮します。彼らは収集するのがとても好きなのです。

大部分のお客さんは若者ですが、壮年のお客さんもいます。この世代のお客さんは大体自分が欲しいレコードを探す為にお店にきます。自分がどのレコードが好きか、何が欲しいかが割とハッキリしていますね。レコードに詳しくないお客さんも、ゆっくり親しんでいっていて、私たちがお店でかけてる音楽やオススメする音楽に対してすごく興味を持ってくれます。


也有很多客人平時就聽 city pop 的,甚至比我們更懂的都有,我們也是在不斷學習交流。經常也會認識一些客人本身就聽得很多,自己也收藏很多唱片。我覺得喜歡這個音樂類型的人都還蠻專一的,他們會把很多名盤黑膠唱片都收齊。比如說他喜歡山下達郎,他就會把所有山下達郎的唱片都蒐集起來。有時候到我們店裡看到一些自己沒有的黑膠,就會很激動。他們都很喜歡集齊的感覺。

這裡大部分的客人都是年輕族群,但也會有中年的客層。他們來了之後,大部分還是找他們想要的黑膠,也比較清楚自己喜歡哪一張。如果是對唱片不熟悉的客人,也很樂意慢慢去了解,聽到我們在播的音樂或者推薦的音樂都會很好奇。