〈BIG ROMANTIC INTERVIEW〉THE 尺口MP (CN)

福建省発・ローファイインディロックバンド「THE 尺口MP (ザ・ロンプ)」

この度、まもなく開催される初来日ツアー記念にインタビューを敢行！バンドの成り立ちや日本のインディバンド・シャムキャッツとの中国ツアー、今現在の中国インディーシーンについて。初来日直前、ぜひご覧ください。

來自福建的LOFI-INDIE-ROCK樂團「THE 尺口MP」馬上就是首次日本巡迴演出了！這次樂團也勇敢接受了紀念專訪！從樂團的組成經過、和日本獨立樂團的聯合中國巡迴、到現在中國的獨立音樂場景、全部都收錄在這篇精華裡～在等待演出前、先一起來讀一讀吧！

1. バンド結成のきっかけを教えてください

1. 請跟我們聊聊樂團組成的契機

A：このバンドの1番最初はただのベットルームポップバンドで、11年前に始まりました。2016年ごろに正式にライブを始めました。特に狙っていることもなく、とても個人的なことを歌っている音楽です。曲ができて機会があれば、ライブでみんなに聴かせるのです。

A：這個樂隊最早只是一個臥室音樂，開始於11年前。大約2016年開始正式演出。沒有什麼企圖心，寫一些很私人的音樂。既然寫出來了有機會就演給大家聽吧。

2. 2017年にシャムキャッツと巡った中国ツアーで印象に残っていることはありますか？

2. 對2017年跟Siamese Cats一起的中國巡迴還有印象嗎？

A：もちろんです。あれは僕たちにとっても初めての密度の濃いツアーでした。そして海外のバンドと近い距離で接したのも初めてでした。最も印象深いのはやっぱり天気で、広州でのライブの時は半袖を着てライブをしていたのですが、各都市を北に向かって移動するごとに着るものが多くなっていって、最後は真冬用の厚手のコートを着ていましたね。

A：當然，那是我們第一次高密度的外出巡演，也是第一次和外國樂隊近距離的接觸。印象最深還是天氣，在廣州演出的時候穿短袖演出的，一站一站的往北越穿越多直到穿超厚的過冬外套。

3. 2021年にリリースされた最新のアルバム「抹待也 it's ok」について紹介してください

3. 可以介紹一下2021年發行的最新專輯《抹待也 it's ok》嗎？

A：このアルバムは別の人にプロデュースして作ったアルバムで、初期のレコーディングから、後期の仕上げまでプロデューサーが指揮して作ったので僕たちは演奏をするだけで良かったのでした。当時は別の人の視点からアルバムを録音したらどんな感じになるだろうというのを試したかったのです。結論としてはやっぱり自分でプロデュースするか、前もってどんな音の質感にするかをよくよく話し合っておくべきですね。

A：那是一張交付他人控制的專輯，從前期錄制到最後成品都由他人把關的一張專輯，我們只負責演奏。當時想試試他人的視角來錄制唱片是什麼感覺，當然最後得出結論還是要自己把關好或者說前期就要溝通好需要什麼樣的聽覺質感。

4. 福州をベースに活動されてますが、大都市で活動するバンドが多い中、福州で活動を続けることに良し悪しはありますか？

4. 樂團本身主要在福州活動，跟其他去大城市活動的樂團相比，留在福州有什麼優缺點嗎？

A：なんの悪いこともありません。生活のストレスが少ないのでバンドをやるのに向いてますし。もし別の土地でやってたとしたらとっくに解散してるでしょうね…

A：其實沒什麼缺點，反而生活壓力小一些更適合做樂隊。設想如果在異鄉應該已經解散了···

5. 福州のインディバンドシーンはいかがでしょうか？

5. 福州的獨立樂團場景如何呢？

A：僕たちが語る立場にはないのですが、福州は小さい街なので、人口も少なく、インディーズバンドもあんまり居ないですね…

A：當然我們沒有話語權來下定論，只是覺得福州這座城市可能有點小，人口也較少，所以獨立樂隊不多···

6. あと中国国内のツアーは良くやられてますが、中国のインディーズのシーンについてTHE 尺口MPからみた印象を教えてください。そしてオススメのバンドがいたらご紹介ください。

6. 常常舉行中國國內巡迴演出，可以用THE 尺口MP的角度跟我們聊聊中國的獨立音樂場景嗎？有沒有什麼推薦的樂團呢？

A：この2年くらいの中国国内のインディーズの現場はよく分かってないのですが、以前より多くのお客さんがライブハウスでライブを観るようになって、リスナーはライブをしてるバンドの作品をよくわかってない場合も多いのかなと思います。さらにはバンドのライブというものに対して先入観を持っていて、それがガチャガチャで引き当てるような感じで実際の現場では驚きまたは失望を感じることになっているんだと思います。

A：其實這兩年的國內獨立樂隊音樂現場我不是很看的懂，感覺相比之前大量的觀眾湧入LOIVEHOUSE看演出，聽眾對演出的樂隊作品不一定熟悉。可能又對樂隊演出有個固有印象，導致的結果就是開」盲盒」或許驚喜或許失望。